だからずっと離れられないんだ

人見知りでお調子者なアイドルが好きな女による壁打ちブログ

知念侑李さんの30歳のお誕生日を祝して自分で自分にインタビューしてみた



※表題から察するように茶番ですが、Hey!Say!JUMPは茶番を愛するグループかつわたしの推しはその茶番に足を突っ込みたくてウズウズするタイプのかわいい男なのでどうか暖かい目でご覧ください。




━━━それではインタビューを始めさせていただきますが、まずお名前と簡単なプロフィールをお願いします。


 よろしくお願いします、はじめと申します。
 この名前はJUMP界隈に来る前からオタ活をする際に名乗っていた名前なので、某ジッチャンとは一切関係ございません。紛らわしくてすみません。
 年の頃としては「もうアイツはここにはいねぇんだよぉ!」と度々ネタにされる彼と同じ学年です。そこそこ良い歳です。



━━━たしかにそこそこの年齢ですね。さて本日のインタビューですが、知念侑李さんの30歳を祝してと銘打っております。まずお祝いの言葉を簡潔にいただいてもよろしいでしょうか。


 30歳……とくに年齢にボーダーを設けて生きているわけではありませんが、あのあどけないチワワのような笑顔を振り撒きながら天使のように軽々と舞い、小鳥のさえずりのような高く美しい声で印象的なパートを歌われていた知念さんが、人として、男性としてしっかりと成熟した年齢に差し掛かるのだと思うとやはり感慨深いものがあります。本当におめでとうございますとお伝えしたいのと同時に、これまで一瞬たりとも気を抜かずアイドルとして最前線で活動してくださっていること、本当に感謝してもしきれません。ありがとうございます。
 知念さんのお誕生日は国を挙げて祝福すべきだと毎年思っていますが、今年に関してはどうして平日なのか疑われますね。無理やりにでもカレンダーを赤文字にすべきだったと思います。わたしが国を思うがままにできる立場にあるならば、知念さんの誕生日前後1.2週間は全面的に休みとし、全国各地でカーニバルを開催するのにな……



━━━簡潔ではなかったですがありがとうございます。今改めて、30歳を迎えた知念さんの魅力はどんなところだと思いますか?


 どえらい質問ですね。本来ならば一週間ほど熟考したいところです。
 ただ常々魅力的だなあ、惹きつけられてやまないなあという部分に共通しているのは「アンバランスさ」だと思っています。



━━━なるほど。「アンバランスさ」とは?


 たとえば、ダンススキルに関しては絶対的な自信を持っているのに、こと苦手な分野に関しては途端に自信なさげになってしまうところとか、ひとりロケやお芝居の場面では不安そうにする姿とは対照的に、心許せるメンバーやスタッフがいる場では大口を叩いたりビッグマウス的発言をしたりかなり傍若無人に振る舞うところ。しっかりと常識を備えつつも人並外れた突飛な発想力をお持ちなところ、人見知りなのに特定の人たちにはガードがゆるゆるで警戒心皆無なところや、シャイでありながらふざけるのが好きでお調子者なところも相反してますね。かわいいです。
 あとはお顔の造形においても非常にアンバランスな魅力をお持ちだなあと常々うっとりさせられます。パーツ配置が絶妙なんですよね、重心が低めなので圧倒的に幼い雰囲気を醸し出しつつも、眉毛の有無で印象が一気に変わってしまうんです。あの凛々しく太い眉毛が見えているだけで一気に男性みが増すので日々のヘアメの方向性に気が気じゃありません。もちろん眉毛が隠れているときのバブみMAXな知念さんも大好きです。ああ当たり前ですよね、愚問でした。びっしりと密度の濃い長い睫毛に覆われた目元も一見フェミニンに見えつつ、実際垂れ目ではないんですよね。むしろどちらかというとアーモンドアイ気味。でも長すぎる睫毛のおかけで垂れているように見えるのがとってもえっち……じゃなくて色っぽくて素敵です。
 そしてなんといっても、あの口元。神から与えられしあの口角、愛らしさを詰め込んで幸せを運ぶあの口角!慈悲深い聖母やあざとい小悪魔を彷彿とさせながらその口から紡ぎ出される発言の数々はクレバーで理知的…そんなの、そんなのずるいじゃないですか…好きになるしかないじゃないですか…。
 しかもあの愛らしくキュートなお顔立ちとパブリックイメージからは想像もできないくらい歌声がハスキーで低く甘い囁きパートもこなすんだから、広辞苑の”ギャップ”の欄には知念侑李さんのお名前も記すべきだと思います。



━━━熱意を感じますね。今容姿のお話も出ましたが、最近知念さんのイメージが少し前と変わったような気がするのですが…。


 おそらく筋肉のせいかと思います。知念さんの筋肉をご覧になったことはありますか?ああ、一応あるんですね。
 知念さんの肉体改造が始まったのは去年の9月頃、Tarzanというトレーニング雑誌がきっかけでした。掲載当初はアクロバットや体操、そして生まれながらにして筋力がしっかり備わっていた知念さんの美しい背中をピックアップした特集でしたが、今は背中のみならず全身を逞しく鍛え上げていらっしゃって、なんというか、すげえです。すげえんですよ、知念さんの筋肉って。
 元々身長に対して肩幅がしっかりあるほうだったので、肩回りや三頭筋に関してはもはやアイコラかな?と思うくらいに仕上がってますし、付随して腕の太さも去年と比べると1.5倍近くパンプアップしていらっしゃいます。年末年始に開催されたアニバーサリーライブツアーの時期は、下半身の筋力アップを重点的にされていたのか、大腿四頭筋ハムストリングス大臀筋がパツッと張っていたのが記憶に新しいですね。目に毒でした。あまりにもえっち……じゃなくて逞しくて。そして昨今なんといっても目を見張るのが、胸筋です。オーバーサイズのTシャツを着ていてもふっくら隆起した筋肉が目立つほど発達しているんです。まだ胸筋に関しては全貌が露わになっていないので、いつかまた再びTarzanで知念さんの特集が組まれることを心から祈っています。



━━━筋肉に関しても、アンバランスさという魅力に共通してきそうですね。


 そうなんです。その通りなんです。知念さんご本人も、この顔にこの身体だったらおもしろい、という理由で鍛えている部分もあると仰ってました。とんだ面白野郎ですよね。
 ていうかまずそういうふうに考えてるってことは、自分の顔がこの鍛え上げられた筋肉に似つかわしくないほどかわいい造りをしてるって認識してないと出てこない発想なんですよ。はあしんどい。昔は自分のことをかわいいと認める発言も多かったのですが最近めっきりそういった発言は減ってしまったので、相変わらず自分のことをかわいいと思っている知念侑李が令和の世にも存在しているという事実…非常にしんどいです。噛みしめて生きます。



━━━おっしゃられる通り、知念さんといえばかわいらしいイメージも強いと思うのですが、はじめさんはどういった部分でかわいいと思うことが多いですか?


 もちろん、お顔立ちにおいては言わずもがな、非常にかわいらしいなあと毎日毎分毎秒思います。
 ただなんというか、お顔立ちというか、表情が本当に愛らしいんですよね。人見知りなので一般的にメディア露出するときはそこまでわからないかもしれないんですけど、ライブ中やグループの番組だったりファンクラブ限定の動画だったり、それこそインスタライブのような箱の場面になるとそれはそれはもう表情豊かで、コロコロと感情がお顔に出るのがとってもかわいいです。無邪気な子供のように大口をあけて笑う顔とか、中島裕翔さんの構えるカメラに向けてするキメ顔とか、おいしそうに「うまぁ」とご飯を食べるときの幸せそうな表情とか、キレキレの発言が決まった時のドヤ顔とか、ぼんやり眠たそうに一点を見つめるときの顔なんてほぼ5歳児です。なんなら幼児です。ふとした仕草や、手の振り方、ピースの角度とかもなんというか、狙ってやってるわけじゃなかったらアンタとんでもね〜なっていうあざとさです。
 あとはもう…これは主にメンバーに向けられる部分ではあるかもしれないんですけど、かまってちゃんなところとか意外とストレートなところですね。最近でいうと、雑誌で沖縄ロケに行った際に仲良しの有岡さんに「(寝ちゃ)だめだよ、ぼくと話さないといけないんだから」と言ったり、山田涼介さんのお誕生日インスタライブを内緒でサプライズしに行ったり、山田さんのSNSや配信をちゃんとチェックしてたり、中島さんがベルリンに発つ前に「気をつけて行ってきてね」とお手紙(メモ裏)を渡したり、伊野尾さんに「大好き」と酔っぱらって電話したり、楽屋ではうろちょろ常に誰かしらとお喋りしたがったり…そりゃあそんな愛情を向けられたら知念可愛い過保護隊も爆誕しますよね。あんなかわいい子に好意を持たれたら誰だって悪い気はしないですもん。しかもそれが15年以上変わらないのもすごいです。



━━━知念さんはメンバーが大好きなんですね。


 結局全てはそこに尽きるのかもしれません。
 知念さんは本当に心の底から一緒に活動をするメンバーのことが大好きで、グループを愛していて、それをいつも真っすぐに何一つ隠すことなく言葉や態度で示してくれるから、グループが大好きなわたしたちもそんな知念さんのことがかわいくてしょうがなくて大好きなんです。



━━━それでは、30歳の知念さんにぜひ挑戦してほしいお仕事はありますか?


  正直に言うとめちゃめちゃあります。知念さんはとっても魅力的で多才な方なので、きっとこういうお仕事も向いてるんだろうなあと思うことはたくさんあるのですが、なんせご本人があまり個人のお仕事にそこまで意欲的ではない……と言ってしまうと語弊がありますが、あくまでもグループの仕事を第一に考えてらっしゃるので、あれもこれも、というのは難しいのかなというのが現状知念さんに対するイメージです。
  我々オタクは、推したちが提供してくれたエンターテイメントをただただ有難く受給し全力で応援するのみ、基本的に意見や要望は通らないもの、と思っているところがあるので、あれしてほしいこれしてほしいと推しに願望を押し付けるのもなんだかなあと。
  まあでも言うだけタダなんでね。この場をお借りして言わせていただくと、ぜひ知念さんにやっていただきたいなあと思うお仕事の1つがナレーターです。知念さんは声の抑揚の付け方がとってもお上手で、かつとても綺麗な正しい日本語を身に着けていらっしゃいます。ナレーション技術は世界体操プレゼンターの経験で培っていますし、ポップな声色も低く暖かみのある声色も自在に操れるので、ナレーターや、それこそ声優にも向いていると思います。
  もう1つが、やっぱりダンスのお仕事です。知念さんのダンスは自他共に認める実力ですし、アクロバットに関してもアラサーとなった今も色褪せません。ただ、これまであまり対外的にフューチャーされていないというか、その実力に評価と注目度が見合っていないというか。もっともっと目を向けられるべきだと思うんです。それこそ今は各SNSのアカウントをお持ちなのでそこでぜひ知念さんのダンス技術を惜しげもなく披露して欲しい気持ちもあるのですが、そこで消費されるだけじゃなくもっともっと広く知ってほしい。
  個人的な願望を垂れ流すとすれば、知念さんにぜひ社交ダンスやフラメンコといったこれまでに挑戦してこなかったジャンルに挑戦して欲しい気持ちがあります。元々バレエやジャズの基礎がしっかり身についていらっしゃいますし、知念さんのステップ……見たことあります?とんでもないんですよ。足首、かかと、つま先、足の裏まで一切手を抜くことなく使い切り、かつ美しく正確。複雑なステップが組み込まれたフラメンコや、美しさを求められる社交ダンスでとても活きると思います。あとは単純にあの顔で情熱的かつセクシーなダンスを踊ってほしいという邪な感情です。わりとそこがメインです。胸元がざっくりあいたエキゾチックでドエロいシャツを着てほしい。そこはもう隠さず言います。着てほしい。



━━━お芝居に関しては如何ですか?
 

  もちろんやってほしいですけど、このジャンルに関してもあまり、というか全く意欲的ではなさそうなので、期待はできないのが悲しいところです。
  ただこちらも言うだけタダなんでね。知念担の9割が、知念さんに天才引きこもりハッカー役をやってほしいと思ってるのは周知の事実ですが、個人的には天才落語家の役もいいなあと思ってます。決して和服姿を堪能したいとか、そういうことじゃないですよ。もちろん似合うでしょうけど。似合いすぎるくらい似合うでしょうけど。知念さんはスピーチ能力にも長けているので、言葉や物語を紡ぐ役柄もできるんじゃないかなと。いたジャンで自己紹介スピーチや街頭演説、昔話を怪談風に喋る企画にも挑戦してましたがとってもお上手だったので。生まれながらにして噺家としての類い稀なる才能を持ち得ながらも家族と確執があり落語の世界独特のルールやしきたりも好きじゃない……そんな影をもった天才落語家の役、各所どうぞご検討よろしくお願いします。



━━━お芝居やお仕事に関わらず、知念さんのこんな姿が見てみたい、というものはありますか?


  これもまた非常に難しいところですね。知念さんは、自分は自然体だと仰ってますけど、それはあくまでご自身の中で「アイドル・知念侑李とはこうあるべき」というような枠組みがふわっとあり、その枠組みの中で自然体に振舞っているのかなあという印象を受けます。なので、メイクをしたりカラコンをしたり「アイドル・知念侑李」のイメージから外れることはしないし、プライベートをそこまで曝け出したりもしない。完璧でいなければいけないというプライドはないだろうけど、いつでも平均値を超える努力は欠かさない。
  ただ、近年その枠組みが徐々にぼんやりしてきているのが個人的にはすごく嬉しくて。派手髪にしたり筋トレを始めたり、ドSキャラを覆すような弄りや辱めを喜んで受けたり、知念くんってこんな人なの?という世間の声を楽しんでいるような、そんな姿が見られるのが嬉しいです。なのでここはひとつ、もう限界へろへろこれ以上は勘弁してください、とキャパシティオーバーしてる知念さんが見てみたいなという願望があります。
  最近いたジャンでシャトルランに挑戦しましたが、余裕を残して70回という記録で終えたのは記憶に新しいと思います。もちろんそうやって、他のメンバーがゼイゼイ倒れ込む中遥かに多い回数をこなしながらもまだ余力を残す姿はとってもかっこよくて素敵なのですが、できれば限界を超える姿も見たかった。知念侑李が地べたに倒れ込み必死に酸素を取り込もうと仰向けで肺を上下させる様が見たかった。汗をだらだら流して目元をあの逞しく鍛え上げた腕で覆う様が見たかった。知念侑李が余裕をなくす存在、出来事。それを追い求める旅はまだまだ終わりません。



━━━ぜひその旅にいつか終わりが来ることを願います。さて、そろそろインタビューは終わりとなりますが、最後に知念侑李さんへのメッセージをお願いします。


  改めまして、知念侑李さんお誕生日おめでとうございます。知念さんがこの世に生を受けたこと、そしてアイドルという道を今も選び続けてくれること、きっとこれからも愛するメンバーがいればその道を選び続けてくれるであろうという安心感をわたしたちにも持たせてくれること、本当に感謝してもしきれません。
  わたしには大切なものがたくさんあって、知念さんがいないと生きていけない、ということはありません。知念さんが中心の生活ではないし、知念さんがわたしの人生のすべてでもありません。
  でも、知念さんの存在がなければ、わたしはこんなに毎日幸せだと思うこともなかったと思うし、こんなに誰かをただただ愛おしいという思える喜びを知ることもなかったかもしれません。誰かの幸せを無償で願えること、どうかこの人が笑顔でいれる日が1日でも多くありますようにと心から願えること、何の見返りも求めず、ただ好きでいられることで満たされること。知念さんが全部わたしに教えてくれた感情です。我が子が、知念さんにしか思わないような特別な感情です。
 昨今環境や風向きが変わったり、めまぐるしく知念さんやグループを取り巻く状況が悪しくも変わってしまった中、変わらずエンターテイメントを全力で届けてくれる姿に、ぐわっと心がなにかに締め付けられる感じがして、これがどう言う感情なのか、いろんな感情を調べましたが、結果至極シンプルなものでした。愛です。結局愛しかなかったです。どんな未来を選ぼうと、結論を出そうと、わたしは知念さんとHey!Say!JUMPを愛してます。
 知念さんのアンバランスさについて冒頭お話しましたが、素っ気なくクールに見せつつ、一度愛情を抱いた相手にはどこまでも深くあたたかい愛情を注ぐところ。知念さんの愛の深さが、きっとわたしにも伝染したんだと思います。こんな素敵な愛の抱え方を教えてくれた知念さんが、どうか幸せな日々を過ごせますように。



━━━愛のあるメッセージありがとうございました!


 こちらこそここまでお付き合いいただきありがとうございました。ちなみに去年のブログを読んだら、知念さんではなく知念くんって呼んでましたね。この1年でがっつり男性として意識してて笑っちゃった。では!